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保育士ブログ
2023.08.25
小森
イイこと思いついちゃった♪
例年お盆を過ぎると段々と暑さも落ち着いてきますが
まだまだ日中は厳しい暑さが続いておりますので
お体に気を付けてお過ごしくださいくださいね^^
こんにちは!
シンプル工務店保育士の小森です!
本日もキッズスペースでのお子様の遊びの様子をご紹介します!
また、前回のブログに引き続き
私が幼稚園教諭・保育士としての経験、学習の中で得てきた
お子様の『発語を促す工夫・方法』の後編をお話します。
ごっこ遊びが大好きなKくん!
この日はお医者さんに変身♪
「注射を頑張ったらキャンディーをあげまーす!」と
優しいお医者さんでした!
キャンディーを食べ過ぎて虫歯になってしまったサメさんを
今度は歯医者さんになって治療をします(笑)
お次はご飯屋さんでメニューを指差しながら
本日のおすすめを教えてくれます。
キッチンの窓を使って屋台のようにご飯を受け渡ししています。
パンダさんやくまさんと並んでいるお客さんかと思いきや
保育士の手際の悪さを見て
結局料理上手のKくんが作ってくれました(笑)
味見もして美味しいお料理の完成!!
お店は大繁盛!こんなにも行列ができていましたよ^^
ご紹介したごっこ遊びのアイディアは全てKくん!
とっても発想が豊かですよね^^
いつも帰る時間になるとお片付けまで頑張ってくれるKくん。
この日はお片付けをしてから
「あと一回ママとアンパンマンの飛ぶおもちゃで勝負する!」と
約束をしてお片付けを頑張っていましたよ。
お片付けをして広々としたキッズスペースで勝負ができてとっても楽しそう♪
またお片付けの時間にママやパパと今日の遊びの様子をお話したり、
お家でのKくんのお話を聞いたり等のおしゃべりをするのがちょっとした楽しみでもあります^^
遊びの中でKくんが「僕は本当はママと結婚したいんだけど、もうパパと結婚しちゃってるから、、」と話していたことをママに伝えると照れてしまうKくんがとっても可愛かったり、お家でKくんがいつも「今日はゆいちゃん(保育士 小森)のとこ行く?」と聞いてくれていることを聞いて、私がキュンキュンさせられたり(笑)
これからもお子様が行くのを楽しみにしてもらえるように
保育士一同頑張ります^^
ではここからお子様の『発語を促す工夫・方法』の後編の
「②子どもにとって理解がしやすい言葉を使う」ついてお話をさせていただきます。
・赤ちゃん言葉を使う
ブーブ(車)やワンワン(犬)のように、連続した言葉は、赤ちゃんにとって聞き取りやすく、発音もしやすいです。
早く正しい言葉を覚えてもらうために赤ちゃん言葉は控えているという方もいますが、コミュニケーションを楽しむという観点では赤ちゃん言葉はピッタリです!
人と関わるのが楽しい!もっと話したい!と思えるほど言葉への興味は深まっていくと思います。
赤ちゃん言葉が分からないものは、オノマトペやジェスチャーを付けて話すと良いです。電気(ピカピカ)、うどん(チュルチュル)など、オノマトペを使うだけで赤ちゃん言葉っぽくなります。また、言葉の通じない外国の人にお話をする時のようにジェスチャーを交えることで、より分かりやすい表現になります。
・言葉は明確かつ端的に
「これ」「あれ」は使わずに具体的な名前を言うようにします。
また、文が長いと子どもにとっては分かりづらいので、短い文で話すようにします。
「ブーブ、ちょーだい」
「おくち、あーん」
「おてて、ごしごし」
という感じです。
この時に「ブーブ」と言いながら車を指差し、「ちょーだい」で手のひらを子どもの前に出します。
言葉が分からなくても見て理解してくれれば、いずれ視覚と聴覚が一致していきます。
・子どもの気持ちを代弁する
小さな子は、まだ今この感覚がどういう感情なのかがよく分からないので、その気持ちを大人が代弁しあげます。
例えば、オムツを替えた時は、
「スッキリしたねー。気持ちいいね。」
眠くて泣いている時は、
「眠いね。でも眠れなくて、辛いねー。」など。
それらを繰り返していくうちに、オムツ替え=気持ちいいこと、等と認識をしてくれるようになります。
認識をすることで、発語にも繋がります。
・絵本を読む
絵本には、子どもが好きな言葉が凝縮されています。
また、なかなか日常生活では体験できないことも
絵本を読めば、どんどん世界が広がっていきます!
子どもは、動くものに視線を向ける傾向があるので、絵本を動かしながら読むとよく見てくれることがあります。
例えば、車が出てきたら絵本を車に見立てて走らせたり、線が描いてあったら指でなぞったり、蝶になったはらぺこあおむしは、絵本自体を蝶に見立ててパタパタと動かしたり、、
絵本になかなか興味を示してくれないお子様にぜひ、お試しください^^
全てのお子様に当てはまるとは限りませんが
ちょっと意識をして、声のかけ方を工夫してみると
お子様も大人もよりコミュニケーションが楽しくなるかな、と思います!
またこのような幼児教育のお話もブログで書いていければなと思います^^
それでは、また!
小森