こんにちは！

シンプル工務店　現場監督の木野村です！

 

家を建てたり、

リフォームしたりするときに出てくる

「石膏(せっこう)ボード」という言葉。

 

なんとなく聞いたことがあるけれど、

実際にはどんなものか知らない方も

多いのではないでしょうか？

 

今回は、そんな石膏ボードについて、

はじめての方にも分かりやすく

ご紹介します。

 

「石膏ボードって何？」

 

 

石膏ボードとは、石膏（せっこう）という

白い粉状の素材を板状に固めて、

両面を紙で覆った建材のこと。

英語では

「Gypsum Board（ジプサムボード）」や

「Drywall（ドライウォール）」と呼ばれ、

世界中で使われています。

 

日本では、壁や天井の下地材として

非常に一般的。

実は、皆さんの住んでいる家の壁の中にも、

石膏ボードが使われている可能性が

高いのです！

 

もちろんシンプル工務店でも使っています！

 

・石膏ボードのメリット

 

1 火に強い

石膏は内部に結晶水を含んでおり、

火災時にはこの水分が蒸発して熱を吸収。

燃えにくい性質があるため、

建物の安全性を高めてくれます。

 

2 防音効果

石膏ボードにはある程度の遮音性があります。

音を吸収してくれるので、

静かな住環境づくりにも

一役買ってくれます。

 

3 加工が簡単

カッターなどで簡単にカットできるので、

大工さんにとっても扱いやすく、

誰が作業を行っても

品質が均一になりやすい材料です。

DIYにもおすすめです！

 

 

4 コストパフォーマンスが高い

大量生産されているため、

安価で品質が安定しているのも

魅力のひとつです。

 

 

・石膏ボードのデメリット

 

１水に弱い

一般的な石膏ボードは水に濡れると

強度が落ちるため、

浴室などの水回りには不向きです。

もし濡れてしまったときは

すぐに乾いた布でふき取ってください！

 

２重いものの取り付けに注意

強度がそれほど高くないため、

重たい棚やテレビの取り付けには

補強が必要になります。

重たいものを壁や天井に取り付ける場合は

事前に下地を入れておきましょう！

 

 

石膏ボードは

現代の建築に欠かせない

万能で扱いやすい建材です。

 

みなさんも家の中で

どのように使われているのかを

知っておくだけでも

より納得のいくお家づくりが

できるのでしょうか？

 

今後もお家づくりに使われている材料などの

解説していくので是非見てください！

 

木野村