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家づくりに使う木材の違い ―集成材と無垢材―

家づくりに使う木材の違い ―集成材と無垢材―

皆さま、こんにちは!

シンプル工務店 現場監督の木野村です。

今回は集成材と無垢材の違いを

お話ししたいと思います。

 

家の骨組みに使う木には、大きく分けて

「集成材(しゅうせいざい)」と

「無垢材(むくざい)」の2種類があります。

 

名前は聞いたことがあっても、

違いがよく分からないという方も

多いのではないでしょうか。

 

「無垢材ってなに?」

 

無垢材は、

一本の木をそのまま切り出した材料です。

木の香りや温かみが

強く感じられるのが特徴で、

昔から日本の家づくりに欠かせない

存在でした。

 

特に檜(ひのき)は水やシロアリに強く、

土台にとても適しています。

 

「集成材ってなに?」

 

集成材は、小さな板を乾燥させて

貼り合わせた材料です。

反りや割れが少なく、

強さも安定しているため、

柱や梁など大きな力がかかる部分に

向いています。

 

工場でつくられるので

品質が安定しているのも

安心できるポイントです。

 

【シンプル工務店での家づくりでの使い分け】

シンプル工務店での施工では、

1.柱や梁には集成材

→ 強くて安定しているので、

建物全体をしっかり支えられます。

 

 

2.土台には無垢の檜

→ 水やシロアリに強く、

家の寿命を延ばしてくれます。

 

 

3.家具や棚には集成材

→ 反りや割れが少なく、

仕上がりがきれいで使いやすいため、

室内の造作家具や棚板にぴったりです。

 

 

 

「強さが必要な部分には集成材」

「長く家を守る部分には無垢材」

「暮らしを快適にする家具や棚には集成材」

それぞれを適材適所に使うことで、

安心して長く暮らせる住まいになります。

 

それでは、また!

 

 

木野村

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