BLOG
家づくりブログ

2025.09.19
河野
断熱材ってどれが1番いいの?
こんにちは!
シンプル工務店
見積もり・インテリア担当の河野です。
早速ですが、、、
家づくりをしていると、
「断熱材ってどれが一番いいの?」
という質問をよくいただきます。
中でも候補にあがるのが、
昔から使われているグラスウールと、
最近人気の吹き付け断熱。
どちらも断熱材としてはメジャーですが、
実際に暮らしやすさを考えると
どうなんでしょうか?
まずはグラスウール。
繊維状の素材で袋に入っていて、
壁や天井の中にぎゅっと詰めて施工します。
値段も比較的安くて、
コストを抑えたい人には魅力的な選択肢です。
ホームセンターでも見かけるくらい
ポピュラーなので、
「断熱材=グラスウール」というイメージを
持っている方も多いかもしれません。
ただ、ちょっと気をつけたいのが施工精度。
グラスウールは
職人さんが丁寧に入れてくれれば
しっかり性能を発揮しますが、
少しでも隙間ができたり、
押し込みすぎたりすると
本来の性能が出ません。
結果として「思ったより寒い…」
「壁の中で結露してカビが…」
なんてトラブルにつながることも。
実際、施工技術にかなり左右されるのが
グラスウールの弱点なのです。
引用元https://plaza.rakuten.co.jp/fujito/diary/201006100003/
引用元https://em-cell.jp/blog/passiv-material/2766.html
一方で、
ここ数年で採用する人が増えているのが
吹き付け断熱。
引用元 https://www.zacc-kenchiku.com/aqua-form-insulation-2017-09-11/
発泡ウレタンを現場でシュッと吹き付けると、
もこもこと膨らんで
柱や梁にぴったり密着します。
これによって隙間がほとんどなく、
気密性がとても高いのが特徴です。
小さな隙間から冷気や暖気が逃げにくいので、
冷暖房の効きが段違い。
お客様からも「冬でも足元が冷えにくい」
「エアコン代が前より減った」という声を
よくいただきます。
さらに嬉しいのが、防音や結露への効果。
外の音を通しにくいので、
道路沿いでも
静かな暮らしが実現しやすいです。
加えて、壁内の温度差を抑えてくれるので
結露しにくく、カビ対策にもつながります。
お子さんや
アレルギーが気になる方にとっては、
安心感のあるポイントですよね。
もちろん、吹き付け断熱にも
デメリットはあります。
やはり初期費用はグラスウールより高め。
ただ、その分冷暖房費が抑えられたり、
家の中の快適さが長く続いたりするので、
「長期的に見ればお得だった」と
おっしゃるお客様も多いです。
結論として、
「できるだけ安く家を建てたい」なら
グラスウールも選択肢になりますが、
毎日の暮らし心地や省エネを重視するなら
吹き付け断熱がおすすめです。
家は何十年も住み続けるものなので、
初期費用だけではなく、
将来の光熱費や快適さまで
含めて考えるのが大事です。
シンプル工務店は吹き付け断熱を
標準採用しています。
是非一度スタジオまでお越しください!
それでは、また!
河野